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2022年6月10日

[情 報]2022年4月の県内新設住宅着工総数|分譲が約2年ぶり300戸超え

グラフ1.住宅着工の推移(県内)



国土交通省は5月31日、2022年4月分の新設住宅着工数を発表した。県内の総戸数は980戸で前年同月比7.3%増だった。

持ち家(建築主が自分で居住)と分譲(建売やマンションなど)が引き続き好調で、持ち家は243戸で同11.5%増、分譲は330戸で同34.7%増だった。分譲が300戸を超えるのは2020年3月(322戸)以来、2年1カ月ぶり。分譲の内訳は、マンションが223戸で同42.0%増、戸建てが同107戸で21.6%増だった。

また、給与住宅(社宅など)が62戸で同785.7%増。着工数や前年比を引き上げた。

一方で貸家(賃貸目的で建築)は、345戸で同22.1%減だった。7カ月連続で前年を下回っており、持ち直しの兆しは見えない。
 

グラフ2.構造別着工数


構造別に見ると、最も多いのが鉄筋コンクリート造で全体の75.1%を占めた。次いで木造が13.1%だった。木造は、3月まで5カ月連続で全体の2割を超えていたが、10%前半にとどまった。


【2022年4月の県内新設住宅着工数のポイント】
・県内の総戸数は980戸で前年同月比7.3%増だった。
・分譲が330戸で同34.7%増。300戸を超えるのは2020年3月以来、2年1カ月ぶり。

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