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2016年11月25日更新

エクラホーム(株) ショールーム

設計施工を幅広く手掛けるエクラホーム(株)(諸見里真代表取締役)。「自宅やアパートを建てたい人が気軽に立ち寄れるように」と宜野湾市に本社兼常設のショールームを構えている。地域にも開放しながら、「沖縄の住環境を良くしたい」とさまざまな提案を行う。

店舗や住居用の参考に 地域に開放し、住環境の向上もサポート


対面型のキッチンで調理ができるように設置されたカウンター。照明やクロスなどにもこだわっている

社名の「エクラ」とはフランス語で「照らす、輝かせる」の意。昨年10月にオープンしたショールームは、居住用のみでなく、店舗用としてのヒントにもなるように、バーカウンターや掘りごたつの部屋を設けた。道路に面した大きな窓から内部を見ると、「居酒屋かな?」と思うような作りに。一見、ショールームらしくない点も特徴のひとつだ。
「ここで使っている建材はすべて注文可能。より具体的に自分の作りたい建物像を思い描けるようになっている」と高江洲誠主任。中でも照明器具は諸見里社長が気に入ったものを取り寄せ、空間を個性的に演出している。
見えない部分にもこだわり、建物は県内でも数少ないコンクリートのリバイブ工法を取り入れた。コンクリート内に残っている空気を抜きながら流し込む方法で、ひび割れを6割カットできるという。諸見里社長が常々言う「施工会社ならではのきちんとした建物を提供したい」という思いを実際の形にして、提案する。
さらに、特徴的なのがショールームを会合場所としても提供している点。事前予約制となっており、「実際に利用してもらうことで建物を体感し、利用者の皆さんの住環境を良くするヒントになれば」と高江洲さんは話す。同社では、木造ユニット型の共同住宅や防犯カメラの設置、賃貸物件の35年一括借り上げの提案も行っており、「賃貸物件のオーナーになりたい方も、ショールームを見学しながら気軽に相談にきてほしい」と呼び掛けている。


掘りごたつになっている木製のテーブルもあり、ゆったりとした雰囲気で会合なども開くことができる


打ち合わせのスペースも照明がインテリアになるように工夫され、コンパクトながらもおしゃれな空間


ショールームが1階、2階が本社、3、4階は賃貸用となっている

ショールーム見学は事前予約。受付時間は午前9時~午後6時(日曜定休)。
問い合わせは同社( 098-898-3090 )。

 


毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞 第1612号・2016年11月25日紙面から掲載

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