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2019年12月20日

[情報]第32回沖縄県盆栽連合展 県知事賞に豊里健さん

第32回沖縄県盆栽連合展(主催・日本盆栽協会沖縄県支部連合会、共催・うるま市、沖縄タイムス社)が、2019年12月13日~15日にうるま市具志川総合体育館で開かれた。15日の表彰式では、県知事賞に輝いた豊里健さんら16人の作品が表彰された。

同協会沖縄支部の兼島豊支部長は「レベルが高い作品ばかりで、特に大型のものはすばらしいものが多く、受賞した上位6作品のどれもが県知事賞をとってもおかしくなかった」と話す。審査は難航したようで2時間半近くかかったという。

出展約70作品の中から県知事賞に選ばれたのは、豊里さんのハリツルマサキの作品。どっしりとした枝ぶりに葉が茂り、鉢の合わせ方なども含めてトータルで完璧な作品と評された。豊里さんは「15年近く手を入れ育てた。盆栽の樹種としてよく知られているものだが、この樹種で県知事賞を取ったのは歴代初めて。出番を待っている予備軍もまだあり、毎年のごとくではあるが、来年も受賞を狙っていきたい」と抱負を語った。


豊里さんと県知事賞のハリツルマサキ

県知事賞に次ぐ日本盆栽協会賞を受賞したのは、仲村将保さんのウバメガシの作品。自身の受賞歴では最高賞の受賞で「指導してくれた先輩方に感謝」と喜んだ。ウバメガシは伊平屋村や伊是名村などで採れる樹種。「山から切り出されて約50年。縁あって私の手元に来て、10年近くかけて仕上げてきた。先輩や愛好家の皆さんから指導いただきながら、次は小さなものにチャレンジしたい」と話した。


仲村さんと日本盆栽協会賞のウバメガシ


展示場で熱心に作品を見る来場者ら

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