2019年2月15日
[情報]NPO法人防災サポート沖縄 車いす用避難補助器具を譲渡
NPO法人防災サポート沖縄は1月30日、災害時に車いす利用者の避難をサポートするための器具を、沖縄市の泡瀬自主防災組織と美里カママーイ自主防災組織に2セットずつ譲渡した。
今回譲渡したのは、車いすに取り付けて、避難誘導者が人力車のように前輪を持ち上げながらけん引できるようにするもの。前輪を浮かせることで負荷が軽くなり、段差も通過しやすくなるという。県社会福祉協議会の「災害時避難行動要配慮者・災害時避難行動要支援者避難支援事業」の助成金を活用した。
譲渡式の後には、車いす利用者から、取り付け方の説明や、「坂道を上る時は体が落ちないようにベルトで固定した方がいい」といった使用時のアドバイスなどもあった。
同法人の長堂政美理事長は「訓練や実際の災害時に活用してほしい。障がいのある方が積極的に防災リーダーとなって、『こうしてほしい』など訴えていくきっかけになれば」と話した。

補助器具を装着した車いすと、(左から)泡瀬自主防災組織の桑江良尚会長、美里カママーイ自主防災組織の久高唯文会長、長堂理事長
今回譲渡したのは、車いすに取り付けて、避難誘導者が人力車のように前輪を持ち上げながらけん引できるようにするもの。前輪を浮かせることで負荷が軽くなり、段差も通過しやすくなるという。県社会福祉協議会の「災害時避難行動要配慮者・災害時避難行動要支援者避難支援事業」の助成金を活用した。
譲渡式の後には、車いす利用者から、取り付け方の説明や、「坂道を上る時は体が落ちないようにベルトで固定した方がいい」といった使用時のアドバイスなどもあった。
同法人の長堂政美理事長は「訓練や実際の災害時に活用してほしい。障がいのある方が積極的に防災リーダーとなって、『こうしてほしい』など訴えていくきっかけになれば」と話した。

補助器具を装着した車いすと、(左から)泡瀬自主防災組織の桑江良尚会長、美里カママーイ自主防災組織の久高唯文会長、長堂理事長