[情報]ティーダフラッグス2018 休憩所設計 國定さんが金賞|タイムス住宅新聞社ウェブマガジン

沖縄の住宅建築情報と建築に関わる企業様をご紹介

タイムス住宅新聞ウェブマガジン

NEWS

2019年2月1日

[情報]ティーダフラッグス2018 休憩所設計 國定さんが金賞

40歳以下の建築士を対象とする「第7回 県アンダー40設計競技 ティーダフラッグス2018」(主催・沖縄県)の最終審査が1月22日、那覇市の県立博物館・美術館で開かれ、國定義弘さん(スタジオジャグ1級建築士事務所)の「折れ壁の展望礼拝堂」が金賞に輝いた。



今回の課題は、沖縄戦跡国定公園喜屋武岬園地内にある休憩所の設計。39作品の応募があった。

國定さんの作品は、人が頭を下げて合掌し祈る様子を表現したシンプルな形が特徴。海に向かって開き、祈る方向も示している。國定さんは「引き算で考えていったので、デザインの細かい調整が難しかった。3度目の応募で金賞に選ばれてうれしい。訪れる人に気持ちよく使ってもらえる施設になれば」と話した。

銀賞は外間弘太さん((株)チームアルファ)の「つつむ屋根」、銅賞は二階堂将さん((有)門一級建築士事務所)の「光のかたち」と、三田美慶也さん・大城兆さん((株)宮平設計)の「Breath~呼吸~」がそれぞれ受賞。今回から新たに創設された学生賞には、儀間達紀さん(琉球大学工学部)の「二つの眼差し」が選ばれた。


受賞者と審査委員。前列左から、銅賞の二階堂さん、銀賞の外間さん、金賞の國定さん、銅賞の三田美さんと大城さん、学生賞の儀間さん。後列は審査委員

TOPへ戻る