［情報］2018年10月おきぎん県内景況・速報　国・市町村発注工事減少するも堅調

おきぎん経済研究所は11月28日に、2018年10月の県内景況について発表した。個人消費や建設関連がおおむね堅調で、観光関連でも好調な動きが継続していることなどから、57カ月連続で景況は拡大しているとした。

建設関連では、公共工事請負金額は205億5800万円で、前年同月280億7300万円に比べ26.8％減となった。発注者別でみると、国（74.6％減）、市町村（35.3％減）が前年同月を下回った。一方で、県（37.8％増）、その他の公共的団体（17.4％増）などは上回った。18年度累計では、前年同月累計に比べ10.3％減となっている。

建設資材関連では、生コン出荷量は4.5％減、セメント出荷量は12.8％減で、ともに前年同月を下回った。