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2018年5月25日

[情報]与那原町が沖縄赤瓦使用に奨励金 地場産業の振興、景観形成図る

与那原町役場観光商工課は2018年度「沖縄赤瓦使用奨励金交付金事業」の交付申請を受け付け中だ。
 
同事業の奨励金は、町内にある建物で沖縄赤瓦を使用する工事費用の一部を補助するもの。地場産業の振興と赤瓦の街並み形成の促進が目的。対象要件は、県赤瓦事業協同組合加入者が生産した瓦等を使用し、町内に本社所在地がある法人または個人が施工すること。赤瓦の工事費が2万円以上のものに対し、工事費の30%以内、上限額30万円で奨励金を交付する。ただし、予算が無くなり次第終了。

同課の臼井洋平主事は「赤瓦は美観はもとより、断熱性や耐久性もある。部分的な修繕もできて経済的」と話す。また「本年度から奨励金額を増額、下限も2万円に引き下げ、赤瓦の表札にも適用できるようになった」とも。「奨励金の活用を通して、地場産業を盛り上げ、与那原町を『赤瓦の町』と広く知ってもらいたい」と意気込んだ。同事業に関する問い合わせは、与那原町役場観光商工課(電話=098・945・5323)。


現在申請中のTさん宅。「町特産品の赤瓦を使っていきたい」と語る

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