【講演会】TOTOがセミナー開催「公共トイレの洋式化推進を提案」

水回りの設備を扱うTOTO沖縄営業所は7月6日、公共施設のトイレに関するセミナー「おもてなしバリアフリー・災害に備えた水まわり提案会」を同社ショールームで開いた＝写真。
九州支社市場開発部の山﨑厚子氏が講師を務め、和式トイレの使い方が分からない外国人が多いことや、コンビニで車いす用トイレの整備を求める声があることなど、全国での調査結果をもとに配慮すべきポイントを紹介。女性用トイレの混雑緩和のため、手洗い場とパウダーコーナーを分けた事例も示した。
　熊本地震の避難先での実態調査では、和式トイレが多く、ひざの悪い高齢者らが不便な思いをしていたことなどを報告。山﨑氏は「みんなが使いやすい洋式トイレにしておくことが大事」と強調した。
 

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週刊タイムス住宅新聞 第1645号（2017年7月14日発行）