2017年6月9日
【情報】2017年4月の住宅着工総数「県内1528戸 前年比8.4%増」
5月公表の住宅着工統計(政府統計ポータルサイト「e-Stat」)によると、4月の県内着工総数は1528戸で、前年同月の1409戸から8.4%増加した=グラフ1の折れ線グラフ。
利用関係別に見ると、持ち家が243戸で、前年同月比6.6%増。貸家は1084戸(1.3%減)で減少した。給与住宅8戸(300%増)と分譲住宅193戸(138.3%増)は増加となった=グラフ1の棒グラフ。
構造別の着工数は、鉄筋コンクリート造が1354戸で最も多く、全体の88.6%を占めた=グラフ2。次いで木造124戸(8.1%)、コンクリートブロック造40戸(2.6%)、鉄骨造9戸(0.6%)、その他1戸(0.1%)と続き、鉄骨鉄筋コンクリート造はなかった。
資金別では、民間資金による住宅は1498戸(前年同月比28.0%増)で増加。住宅金融支援機構住宅は29戸(21.6%減)で減少した。公営住宅は1戸だった。
建て方別に見ると、一戸建ては248戸(12.7%増)で増加。長屋建て49戸(14.0%増)、共同住宅1231戸(7.4%増)でいずれも増加した。
全国の着工総数は8万3979戸で、前年同月の8万2396戸から1.9%増加した。
グラフ2.構造別着工数
週刊タイムス住宅新聞 第1640号(2017年6月9日発行)