2017年3月31日
【情報】インテリア産業協会沖縄支部がアート講座|河内氏「アートをもっと身近に」
(公社)インテリア産業協会沖縄支部は3月4日、5日に、北谷町と浦添市でアート講座を開いた。
4日は「タカさんのアートの見方・楽しみ方!」と題し、アメリカやヨーロッパのアートや画家たちを親しみやすく紹介した『アートの入り口』の著者・河内タカ氏が講演した=上写真。
河内氏はモネやセザンヌなどの印象派の画家や20世紀を代表する芸術家アンリ・マティス、アメリカ現代アートを代表するアンディ・ウォーホルの作品や制作の背景、人となりを紹介。「アトリエや作品として描かれた場所が今でも残っていて、実際に見ることができる。そう考えるとアートの世界がグッと身近に感じられる」と話した。
トークセッションでは「アートのある暮らし協会」の代表理事・枝澤佳世氏を迎え、住宅でのアートの楽しみ方やアートとしての写真の魅力も解説した。河内氏は、窓の多い沖縄の住宅事情を踏まえ「季節に応じて変えやすい小ぶりの作品を、卓上や棚に飾るのも手。玄関やトイレは、アート作品を飾るのにお勧め」と提案した。
5日は枝澤氏による「アートライフスタイリング入門講座」が開かれ、さまざまなアート空間の事例を紹介しながら、アートの選び方や飾り方、鑑賞・管理のコツなどを伝えた。
アートライフスタイリング入門講座の様子
4日に講演した河内氏
週刊タイムス住宅新聞「リビング通信」
2017年3月30日掲載