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2017年2月10日

【情 報】JCD沖縄支部が西原南小でワークショップ

「夢の店」模型作りプレゼンも


本物の家造りでも使われる建材を手に、真剣な表情で店の模型を作る児童たち 


映画館の模型。椅子も一つ一つ、丁寧に手作りしている​

建築士やインテリアコーディネーターらが所属するJCD(日本商環境デザイン協会)沖縄支部は2月2日、夢の家をデザインするワークショップを西原町の西原南小学校で開いた。同支部が毎年1回、県内の小学校で行っているイベントで、今回で6校め。
同小の6年生約60人が「あったらいいな」と思う店のイメージを膨らませて図面を描き、模型を作った。
子どもたちは、建築士から照明の効果など、デザインのレクチャーを受けた後、店舗作りに取り組んだ。
本物のタイルや壁紙などを手に、「明るい色の壁紙がいいんじゃない?」「タイルは真っすぐ並べよう」などグループで意見を交わしながら手を動かし、映画館やスポーツショップ、カフェなど多彩な店舗を完成させた。
プレゼンでは、各グループがこだわった部分を紹介。美容室を作ったグループは「髪の毛がよく見えるよう、白い照明にした」と説明。カフェを手掛けたグループは「お客さんにリラックスしてもらいたいから、緑いっぱいの空間にした」と工夫どころを語った。
JCDの担当者は「小学生とはいえ、お客さんのことをしっかり考えている。とても完成度の高い作品ばかりだ」と話した。

 

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