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2026年1月16日

[情報]棟梁や歴史研究家が復元語る|南部工業高校で「首里城復興おでかけ講座」


南部工業高校で首里城の復元について語る(右から)棟梁の山本さんと琉球歴史研究家の上里さん


南部工業高校で12月22日、県土木建築部首里城復興課が主催する「首里城復興おでかけ講座2025」が開かれ、建築設備科の1、2年生43人が参加した。

同講座は、首里城に象徴される琉球の歴史・文化を次世代へ継承することを目的に県内の中学校、高校などで実施されている。24年から始まり、25年までに14校で行われた。

琉球歴史研究家の上里隆史さんは「令和の復元では、新たな発見や写真・資料をもとに、より忠実に復元されている」と説明。平成の復元では、正殿に掲げられた「中山世土」の扁額(へんがく)の地板の色が朱色塗だったが、令和の復元では黄色塗に変更されたことなどを解説した。

また、平成と令和の両方の復元に携わる総棟梁(とうりょう)の山本信幸さんは、「焼失したことは極めて残念だが、人材育成のチャンスだというとらえ方もできる。令和の復元は若手の職人を中心に進めている。若手こそ高い目標を設定し、高い角度で昇っていくことが飛躍につながる」と説明した。

講話を聞いた同校2年の金城生吹さんは「将来は現場監督を目指している。だから山本棟梁のような、現場経験が豊富な職人さんの話を聞けたことはありがたかった」と話した。

講演後には復元に使われた木の端材でスマートフォンスタンドを製作した。
 

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