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2025年10月24日

[情報]持ち家・貸家とも低調|2025年8月の県内新設住宅着工数

グラフ1. 住宅着工の推移(県内)



【今期のポイント】
・持ち家、貸家ともに前年同月を下回った。分譲マンションが大きく上回ったために総数は増加になったが、前年同月が少なかったことが影響したと見られる。

国土交通省は9月30日、2025年8月分の新設住宅着工数を発表した。県内の総戸数は816戸で前年同月比9.7%増だった。4カ月ぶりに増加となった。

増加したのは分譲(建売やマンションなど)のみで310戸68.5%増だった。内訳はマンションが203戸で420.5%増、一戸建てが107戸で24.6%減だった。マンションは月ごとに戸数の幅が大きく、今期は前年同月が少なかった(39戸)こともあって総数としては増加になった。

持ち家(建築主が自分で居住)は159戸で22.4%減だった。5カ月連続100戸台で、低迷が続いている。貸家(賃貸目的で建築)も346戸で2.3%減。5カ月連続で減少した。


グラフ2. 構造別着工数



構造別では、鉄筋コンクリート造が最も多く、619戸で全体の75.9%を占めた。次いで木造が159戸で19.5%だった。
 

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