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2025年9月12日

[情報]持ち家の低迷続く|2025年7月の沖縄県内新設住宅着工数

【今期のポイント】
分譲以外は前年同月を下回った。中でも持ち家は153戸で19.0%減。ここ数年は100戸台の月が多く、低迷が続いている。


国土交通省は8月29日、2025年7月分の新設住宅着工数を発表した。県内の総戸数は781戸で前年同月比18.2%減だった。

低迷している持ち家(建築主が自分で居住)は今期も減少し、153戸で19.0%減だった。23年以前は200戸を超える月も多かったが、ここ数年は100戸台が多くなっている。

貸家(賃貸目的で建築)は、453戸で23.4%減だった。下げ幅は大きいものの、戸数としてはさほど少なくない。

唯一増加したのは分譲(建売やマンションなど)で、170戸5.6%増だった。内訳は、マンションが49戸で30.0%減、一戸建てが121戸で33%増だった。
 

グラフ1.住宅着工の推移(沖縄県内)



構造別では、鉄筋コンクリート造が最も多く581戸で全体の74.4%を占めた。次いで木造が131戸で16.8%、コンクリートブロック造が38戸で4.9%だった。

グラフ2. 構造別着工数


 

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