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2024年5月10日

[情報]県内初 沖縄セルラーが「WELL認証」取得|労働環境を整え 国内最高スコア


WELL認証「プラチナ」を取得した沖縄セルラー電話の菅隆志社長(中央)、認定をサポートした(株)ナカムラの長谷川修マーケティングセンター所長(右)と(株)point0の豊澄幸太郎取締役


「WELL認証」を取得した沖縄セルラービル(写真提供)

沖縄セルラー電話(那覇市、菅隆志社長)は4月26日、沖縄セルラービルが「WELL(ウェル) Building(ビルディング) standard(スタンダード) v2認証」で最高位のプラチナを取得したと発表した。「WELL認証」を受けているのは世界で1329件、日本では49件(2024年2月26日時点)。県内事業社では同社が初の取得だという。

「WELL認証」は人々の健康に焦点を絞り、建築物や街区環境を評価する制度。評価は空気や光、栄養、運動など計10項目に分かれ、ウェルビーイング(心身ともに良好であること)に影響を与える要素を点数化し、審査する。福利厚生や人事制度なども審査の対象となる。

同社は2022年度にウェルビーイング室を設立し、室長は菅社長が務めている。新人事制度導入や暮らしのセミナーなどを実施。休息や運動スペースも設けたり、社員食堂のメニューにはアレルギー表示を明記したりと健康面にも配慮し、国内最高の97点でプラチナを取得した。

菅社長は「社員の健康やモチベーションを高めて業績拡大し、県内経済の発展などに貢献していきたい」と話した。

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