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2024年4月12日

[情報]2024年2月の県内新設住宅着工数|11カ月ぶり600戸台に減

グラフ1. 住宅着工の推移(県内)



【2024年2月の県内新設住宅着工数のポイント】
・県内の総戸数は640戸で、2023年3月以来11カ月ぶりに600戸台だった。
・構造別では、鉄筋コンクリート造が7割を下回り、木造が2割を超えた。

国土交通省は3月29日、2月分の新設住宅着工数を発表した。県内の総戸数は640戸で前年同月と比べて2.6%減だった=グラフ1。600戸台になるのは23年3月以来11カ月ぶり。

前年を上回ったのは分譲(マンションや建売)。177戸で14.2%増だった。内訳は、マンションが52戸で13.3%減、一戸建てが125戸で31.6%増だった。マンションの戸数は減少したものの、一戸建ての増加率が大きかったことから分譲全体でも増加となった。

一方で持ち家(建築主が自分で居住)は197戸で15.1%減、貸家(賃貸目的で建築)も262戸で3.0%減だった。23年は比較的好調だった貸家だが、3カ月連続で減少している。持ち家も、先月は増加したもののそれ以前は10カ月連続で減少しており、厳しい状況が続いている。


グラフ2. 構造別着工数





構造別では、鉄筋コンクリート造が最も多く444戸で全体の69.4%を占めた。次いで木造が153戸で23.9%、コンクリートブロック造が25戸で3.9%、鉄骨造が14戸で2.2%だった=グラフ2。

23年11月以来、3カ月ぶりに木造が2割を超え、鉄筋コンクリート造が7割を切った。

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