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2024年3月8日

[情報]沖縄県工業連合会がゴールド取得者41人を表彰|製造業担う工業高校生に期待

古波津会長から賞状を受け取る沖縄工業高校の上原大輝さん(左)(写真は同校提供)

沖縄県工業連合会(古波津昇会長)は2月20日、2023年度のジュニアマイスターゴールド取得者を表彰する贈呈式を沖縄産業支援センターで開いた。同連合会会長賞として、県内の工業高校3年生41人にメダルと賞状を贈った。

ジュニアマイスター顕彰制度は全国工業高等学校長協会(全工協会)が2001年に設け、工業高校生が在学中に身につけた知識や技能を評価するもの。合格した資格や検定の難易度、競技会の成績などが点数化され、合計得点によってゴールド、シルバー、ブロンズと3段階の称号が与えられる。マイスター取得者にはこれまで、全工協会から認定書のみ交付されていた。

同連合会は日頃から頑張っている生徒を褒賞しようと、贈呈式を本年度から開始。古波津会長は「顕彰制度の中でも最上位のゴールドを目指す生徒が1人でも増え、将来の製造業を担う人材となってほしい」と期待を込めた。次年度も続ける予定だという。 

贈呈式にはゴールド取得者代表として、沖縄工業高校情報電子科の上原大輝さん(18)が出席。72点と最高得点を獲得した。電気工事士といった専攻学科に関連する資格以外にも、英検2級など計8種類の資格に合格した。上原さんは「琉球大学の知能情報コ-スに入学が決まり、より専門的な学びを深めていきたい。ゴールド認定を受けた技術者として将来活躍できるよう頑張っていく」と抱負を語った。

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