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2024年3月1日

[情報]沖縄市のToiToi 新事業所が完成|自家発電機も備える

新事業所の外観。旧事業所の目と鼻の先にある
 
多目的スペースのそばには、広々としたトイレや浴室がある。照明は色が変わるほか、天井にはハンモックをつるすための金具も設置されている

日常的に医療ケアが必要な子どもの発達支援や放課後等デイサービスなどを行うNPO法人「ToiToi」(沖縄市・比嘉珠美代表理事)は2階建ての事業所を新築。2月24日に内覧会を行った。3月から移転する。

重症心身障がいのある子どもたちが医療ケアを受けたり、遊んだり、入浴などができる施設。今までは一戸建て住宅を改装した事業所で運営していたために「トイレやお風呂が狭かったり、車椅子やストレッチャーで階段を上り下りしたりで大変だった」と比嘉さん。新しい事業所は、多目的スペースや水回りが広々としているほか、エレベーターも備え機能的。「ハンモックをつるすことができたり、照明の色が変化したり、寝ていても楽しめる“遊び”も入れてもらった」。

さらに、クラウドファンディングで資金を募り、導入を目指していたプロパンガス発電機も「おかげさまで目標額250万円を大幅に超えて、実現できた。人工呼吸器なども安心して使える」と感謝した。「障がいのあるなしにかかわらず、地域の人が交流できる場所にしたい」と比嘉さんは話した。

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