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2023年11月3日

[情報]興産アメニティが新見守りサービス展開|ガス利用状況で安否確認


新サービス「スマートみまもり」をPRする、右からエナジー沖縄の新垣貴雪取締役、興産アメニティの比嘉優貴代表取締役、愛知時計電機の田口雄介さんと安里長之さん

中部興産グループで、IoT(モノのインターネット)化を図るソリューション事業などを手がける興産アメニティ(那覇市、比嘉優貴代表取締役)は、新しく見守りサービス「スマートみまもり」を始めた。給湯や料理などに使用するガスの利用状況で安否を確認する。同社によると、ガスを使った見守りサービスは県内で初の試みだという。

同サービスは前日のガス利用データを確認し、ガスが未使用などの場合、同社のスタッフが見守り対象者をはじめ、家族や管理会社へ順番に安否確認を行う。ガスの利用状況などの確認などは通信アプリ「ライン」でできる。オプション契約で警備会社の駆け付けサービスもある。

ガスの利用状況が分かる機器「自動検針端末」は、愛知時計電機(愛知県)と共同開発した。既存のガスメーターに外付けで端末を設置するだけで、サービスが利用できる。

同社はこれまで、高齢者が健康上のリスクなどを理由に賃貸物件の入居を拒否されるケースが多かったことを受け、電球を使った見守りサービスも展開。比嘉代表は「見守りサービスを刷新し、高齢者の方が賃貸物件の入居に困らないようにしつつ、部屋を貸すオーナー様の不安解消にもつなげていく」とアピールした。また同社は、LPガスの販売やガス配管工事などを手がけるエナジー沖縄と連携して、1千戸の住宅を対象に無料で「スマートみまもり」を導入できるキャンペーンも開始する。

問い合わせは興産アメニティ(電話=098・882・1717)。

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