2023年5月12日
[情報]造園連沖縄支部|警察学校で「庭の日」奉仕剪定

高所作業者に乗って道路にはみ出たモクマオウの枝を切る造園連沖縄支部の会員ら
(一社)日本造園組合連合会(造園連)沖縄県支部は4月29日、「庭の日」の活動として、うるま市にある県警察学校で奉仕剪定(せんてい)を行った。造園連は4月28日が語呂合わせで「よい庭」となることから同日を「庭の日」に制定しており、同支部では毎年ボランティアで剪定をしている。
今年は警察学校の敷地から道路にはみ出たり、電線にかかりそうな枝を剪定した。仲村弘喜支部長は「活動を通して多くの人に緑に関心を持ってもらい、われわれの技術も知ってもらえたら」と話した。
作業前には会員向けに、ツリークライミングの技術を使った樹上での剪定・伐採作業の講習も行われた。同支部の会員で、講師を務めた仲間英満さんは「住宅密集地や、建物に囲まれて高所作業車が入れない場所などで役立つ。技術を学んで仕事につなげてほしい」と期待を込めた。
また、5月2日には、八重山地域の会員が石垣市の八重山警察署で奉仕剪定を行った。


建物に囲まれた場所にある高木の剪定・伐採作業の講習の様子