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2023年2月24日

[リビング通信]情報|日本商環境デザイン協会沖縄支部が出張授業|牧港小の児童が「夢の店」を製作


児童は「夢の店」を考えて、実際の建材で模型を製作。発表まで行った

店舗を中心とした商環境デザインにかかわる専門家(インテリアコーディネーターや建築家など)で構成する日本商環境デザイン協会沖縄支部は2月16日、浦添市の牧港小学校で出張授業「ドリームショップを作ろう~SDGsも考えて~」を開催した。

同校の6年生約80人が12チームに分かれて夢の店を考え、実際の壁紙や床材、タイルなどを用いて模型を作った。

「ブレッドカフェ」を作った比嘉良光斗さんのチームは「売れ残ったパンは寄付」「キッチンカーには太陽光パネルを搭載する」などのアイデアも盛り込んだ。「店づくりはとても楽しくて、将来はバスケ選手になりたかったけど、パン屋もやってみたいと思った」と話した。

世界の料理や、歴史を学べる「ワールドショップ」を製作した田中みくるさんは「地理が好きなので、こういう店にした。チームで意見を出しながら作ったことで、思っていたより良いお店ができた」と満足げに話した。

同授業は、次世代を担う子どもたちの商環境デザイン意識を高めることを目的に年2校のペースで実施していたが、コロナ禍で3年ぶりの開催となった。山里健市支部長は、「1日で、模型製作だけでなくプレゼンまで行うのは大変だったと思うが、どのチームも役割分担をしっかりして完成にこぎ着けていた。何より笑顔がいっぱいで、楽しそうだったのが良かった。今後も継続して開催したい」と話した。

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