2022年12月2日
[情報]第35回沖縄県盆栽連合展|豊里さんが9度目の県知事賞

県知事賞を受賞した豊里さんと作品のガジュマル。「幹の模様、枝配りなど、全体的に完璧にできた」と豊里さん
第35回沖縄県盆栽連合展(主催・日本盆栽協会沖縄県支部連合会、共催・うるま市、沖縄タイムス社)の表彰式が11月27日、うるま市の具志川総合体育館で行われた。県内各支部から集まった67作品の中から、豊里健さん(沖縄支部)の「ガジュマル」が県知事賞に輝いた。
豊里さんは「一番名誉ある賞をいただき、努力したかいがあった。弟をはじめ、協力してくれる家族のおかげなので、みんなの力が入っている。これからも盆栽への関心を高く持ち続けながら、技術を磨いていきたい」と、9回目の県知事賞受賞を喜んだ。
タイムス住宅新聞社賞は蔵当秀吉さん(沖縄支部)の「オオハマボウ(三点飾り)」が受賞。蔵当さんは「葉枯れしてしまったが、それを寒い時期のものとして表現を工夫した。大型の盆栽が多い中、小さいもので受賞できたのがうれしい」と話した。
また今回は、同日に閉幕した「美ら島おきなわ文化祭2022」の応援事業でもあった。同協会沖縄支部の兼島豊支部長は、「3年ぶりの開催ということもありハイレベルな作品ばかり。美ら島おきなわ文化祭のトリを務められたようで良かった」と締めくくった。