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2022年8月12日

[情 報]「第8回沖縄建築賞」|10作品が二次審査を通過


沖縄建築会館で行われた沖縄建築賞の二次審査の様子

県内の優れた建築や建築士を表彰する「第8回沖縄建築賞」(主催・同実行委員会)の二次審査が7日、浦添市の沖縄建築会館で行われた。一般建築部門10点、住宅建築部門10点の中から、それぞれ5点が二次審査を通過した。

審査は、同会館で各応募者と審査委員らの対面もしくはオンラインによるプレゼン方式で行われた。

審査委員長を務める古谷誠章氏は「建築賞の開催を重ねるごとに応募作品の水準が高くなっており、建築家の沖縄らしさの捉え方も変わってきているなと感じる。ひと昔前までは、沖縄の風土に調和した建物が多かったが、今回は材料と技術と人を組み合わせて、いまの沖縄だからできる建物を追求する作品が見られた。住宅部門に関しては、伝統的な民家の様式を建築家それぞれのアプローチで反映した作品もあった。現地に足を運び、空間を体感できるのが楽しみ」と総評を述べた。

正賞をはじめとする各賞は、9月18日、19日に開催される現地審査を含めた三次審査によって決められる。結果は、10月21日発行の本紙に掲載予定。



二次審査通過作品は以下の通り。

【住宅建築部門】
「立体テラスでつながる二世帯長屋」奥原和明(建築設計室ant)▽「うるま市のおうち」与語一哉、大島奈緒子、塚本健太、田淵伸太朗(㈱ようび ようび建築設計室)▽「路地のある家」濱元宏、豊崎孟史(㈱GAB)▽「三枚屋根の家」仲本昌司(㈱ADeR)▽「400」大城禎人(一級建築士事務所大城禎人建築士事務所)

【一般建築部門】
「ホテルストレータ那覇/HOTEL STRATA NAHA」富山晃一、中原典人(UDS㈱)、長堂嘉範、伊波和也(㈱デザインスタジオ琉球樂団)、渡瀬育馬((合)Dugout)▽「那覇文化芸術劇場なはーと」根路銘剛次(㈱根路銘設計)、長谷川祥久、望月麻衣、角沢聡子、香山壽夫(㈲香山建築研究所)、兒玉謙一郎、岡本賢吾(㈱久米設計)▽「宜野座ヌルドゥンチ」平田寛(平田寛建築設計事務所)、平田歩(㈱平田設計)▽「あおみどりの木」根路銘安史、水上浩一(アトリエ・ネロ)▽「TOU cafe and gallery」二宮隆史、二宮清佳(一級建築士事務所二宮設計)

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