2021年8月13日
[情報]沖縄アイデアデザインコンテスト2021 建築系専門学校3校で設計コンペ

総合資格学院沖縄校(江崎功校長)は、県内建築系専門学生の知識や技術の幅を広げることを目的に8月3、4日の両日、設計コンペ「沖縄アイデアデザインコンテスト2021」を初開催した。インターナショナルデザインアカデミー(IDA)、サイ・テク・カレッジ那覇、パシフィックテクノカレッジから、6グループ28人が参加した。
同コンペの課題は「週末住宅(セカンドハウス)」。1週間前に設計条件(家族構成や居住条件など)を提示し、コンペ当日に土地形状条件を発表。学生たちは図面や模型を作り、最終日にプレゼンを行った。
第1位になったのはIDAの平良仁乃さん(3年)、照屋明日香さん(3年)、上里萌夏さん(2年)、堀川泰世さん(2年)、宮城正平さん(2年)のグループ。作品名は「歓(よろこ)びの大屋根」で、建物を台所がある棟とその他居室がある棟の二つに分け、屋根でつないだ。
審査委員長を務めた門一級建築士事務所の金城司さんは「クオリティーの高さに驚いた。私でも、こんな短期間で作品を仕上げプレゼンするのは難しい。経験の積み重ねが大切。これからも頑張ってほしい」と期待を込めた。
江崎校長は、「建築系の専門学校はいくつかあるが交流は少ない。この企画が沖縄の建設業界を盛り上げるきっかけになれば幸い」と話した。