2021年5月14日
[リビング通信]情報|2021年3月の県内新設住宅着工総数|先行き見えず減少続く
グラフ1:住宅着工の推移(沖縄県内)
![](/_files/news/0001/12873/1620875910.jpg)
グラフ2:構造別着工数
![](/_files/news/0001/12873/1620875924.jpg)
国土交通省は4月28日、2021年3月の新設住宅着工総数を発表した。県内の着工総戸数は731戸。新型コロナウイルスの影響を受けたここ1年間の中で2番目に少なかった。前年同月と比べると33.2%減だった。
持ち家(自分で居住)は208戸で前年比1.9%減、貸家(賃貸目的で建築)は380戸で30.5%減、分譲(建売やマンションなど)は142戸で55.9%減だった。給与住宅も含め、利用関係別のすべてで前年を下回り、総戸数は右肩下がりが続いている。特に貸家や分譲住宅の減少幅が大きい。金融機関の融資スタンスの慎重化が続いていることもあり、今後も着工数は低迷が続くと見られる。
構造別に見ると、鉄筋コンクリート造が最も多く、526戸で全体の72.0%を占める=グラフ2。次いで木造が142戸で19.4%だった。2019年は当たり前に鉄筋コンクリート造が8割を超え、木造が10%前後だったことを踏まえると、木造需要の高まりをうかがわせる結果となった。
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グラフ2:構造別着工数
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国土交通省は4月28日、2021年3月の新設住宅着工総数を発表した。県内の着工総戸数は731戸。新型コロナウイルスの影響を受けたここ1年間の中で2番目に少なかった。前年同月と比べると33.2%減だった。
持ち家(自分で居住)は208戸で前年比1.9%減、貸家(賃貸目的で建築)は380戸で30.5%減、分譲(建売やマンションなど)は142戸で55.9%減だった。給与住宅も含め、利用関係別のすべてで前年を下回り、総戸数は右肩下がりが続いている。特に貸家や分譲住宅の減少幅が大きい。金融機関の融資スタンスの慎重化が続いていることもあり、今後も着工数は低迷が続くと見られる。
構造別に見ると、鉄筋コンクリート造が最も多く、526戸で全体の72.0%を占める=グラフ2。次いで木造が142戸で19.4%だった。2019年は当たり前に鉄筋コンクリート造が8割を超え、木造が10%前後だったことを踏まえると、木造需要の高まりをうかがわせる結果となった。
【2021年3月の県内新設住宅着工数のポイント】
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