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2020年12月11日

2020年10月の県内新設住宅着工総数|5カ月連続減少も下げ幅は最小


グラフ1.住宅着工の推移(県内)





グラフ2.構造別着工数




国土交通省は11月30日、ことし10月の新設住宅着工数を発表した。
県内の着工総数は985戸で前年同月比20.9%減だった。昨年6月以降、5カ月連続で前年を下回っているが、下げ幅は最小にとどまった=グラフ1。 この傾向は全国的に見られ、第一生命経済研究所によると「足もとで消費者の住宅購入意欲は持ち直しているとみられるも、本格的な回復にはまだ時間がかかる見通しだ」としている。
下げ幅をとどめたのは、分譲住宅(建売など)。総数は269戸で、前年同月比43.1%増と5カ月ぶりに増加に転じた。内訳は分譲マンションが180戸で、181.3%増と大幅に増加。分譲一戸建ては85戸で、31.5%減だった
構造別の着工数は鉄筋コンクリート造が全体の約7割を占める687戸、次いで木造が15.5%の153戸だった=グラフ2。

【2020年10月の県内新設住宅着工数のポイント】
・総数は985戸で、前年同月に比べ20.9%減。ことし6月から5月連続で減少しているが、減少率は5カ月中で最小だった。
・分譲住宅は269戸で前年同月比43.1%増だった。中でも分譲マンションが180戸で181.3%増と増加率を引き上げた。
 

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