［情報］1戸あたり工事費予定額1535万円　前年度より108万円増　2019年度県内新設住宅

4月末に発表された2019年度の住宅着工統計（政府統計ポータルサイト「e-Stat」）によると、県内新設住宅着工総数は1万4243戸。1戸あたりの工事費予定額は1535万円で、18年度1427万円に比べ、108万円の増加となった。1平方メートルあたりの予定額は21万円（坪あたり69.5万円）で、前年度に比べプラス0.5万円（坪プラス1.6万円）となった。

持ち家のうち、一戸建て住宅の予算額は1戸あたり2617万円で、前年度に比べプラス37万円＝表1。構造別に単位面積あたりの予定額を見ると、木造が1平方メートルあたり21.1万円（坪69.8万円）で、前年度よりマイナス0.1万円（坪マイナス0.4万円）。鉄筋コンクリート（RC）造は24.5万円でプラス1.1万円（坪81.1万円、プラス3.6万円）、コンクリートブロック（CB）造は20.9万円でプラス0.5万円（坪69.2万円、プラス1.7万円）となった。

＜表1　持ち家一戸建て住宅の工事費予定額＞

単位：万円
※1戸あたりの工事費予定額は小数点以下を四捨五入して表記。差額が一致しない場合がある

分譲住宅のうち、一戸建て住宅の予定額は1戸あたり1694万円で、前年度に比べマイナス142万円＝表2。構造別に単位面積あたりの予定額を見ると、木造が1平方メートルあたり15.5万円、前年度よりマイナス1.5万円（坪51.3万円、マイナス5万円）。RC造は21.3万円でプラス0.6万円（坪70.5万円、プラス2万円）、CB造は22万円でプラス2.1万円（坪72.8万円、プラス6.9万円）。

＜表2　分譲住宅一戸建て住宅の工事費予定額＞

単位：万円
※1戸あたりの工事費予定額は小数点以下を四捨五入して表記。差額が一致しない場合がある

なお、工事費予定額は実際に支払う額とは異なる。坪あたりの額は1平方メートルあたりの額に3.31を乗じて換算した。