［情報］2019年5月おきぎん県内景況・速報　公共工事が前年同月比上回る

おきぎん経済研究所が6月末に発表した、ことし5月の県内景況によると、建設関連の公共工事請負金額が3カ月ぶりに前年同月を上回った。

5月の公共工事請負金額は210億3800万円で、前年同月比30.4％増。発注者別でみると、「県（同24.5％増）」「市町村（同114.8％増）」などが前年同月を上回った。一方で「国（同28％減）」などは下回った。

建設資材関連では、生コン、セメント出荷量ともに前年同月を下回った。生コンの出荷量は公共工事向けが前年同月比17.5％減、民間工事向けが5.5％減となった。セメント出荷量は4.7％減と11カ月連続で下回った。

県全体の景況は個人消費や建設関連がおおむね堅調で、観光関連でも堅調な動きが継続していることなどから、64カ月連続で県内景況は拡大しているとした。