［情報］2018年6月おきぎん県内景況・速報　公共工事減るも建材出荷は堅調

おきぎん経済研究所が、7月27日に6月の景況について発表した。個人消費や建設関連がおおむね堅調であり、観光関連でも好調な動きが継続していることなどから、53カ月連続で県内景況は拡大しているとした。

建設関連では、公共工事請負金額は253億2400万円で、前年同月比24.9％減、2カ月連続の減少となった。発注者別でみると、国(35.1％減）とその他の公共的団体(91.5％減）が減少した。18年度累計では、17年度に比べ6.5％減少している。

建設資材関連では、生コン出荷量が前年同月比5.7％増で、16カ月連続で上回った。公共工事向けの出荷は21.1％下回ったものの、民間工事向け出荷は23.4％上回った。セメント出荷量は同2.6％増で19カ月連続で上回った。