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2018年2月23日

[情報]最後の新春文化コンサート「聖クララ教会で14曲披露」



歴史的・デザイン的価値が認められ「日本における近代建築100選」にも選定されている、与那原町の聖クララ教会で2月11日、「第12回新春文化コンサート」(主催・県建築士会島尻支部)が開かれた=写真。

コンサートは同教会の歴史や魅力を周知するために、2007年から毎年開催されてきた。これまで約3000人が参加したことで目的は達成したとして、完成から60年の節目をもって最後を迎えることとなった。

演奏では、バイオリン、ピアノ、フルートの音色のほか、ソプラノやアルトの歌声が会場に響いた。クラシック曲から「与那原の綱引き歌」といった祭歌まで、アンコールを含め14曲が披露された。

最後には功労者として同教会のシスター中村に花束が贈られた。シスター中村は「コンサートのおかげで、たくさんの方が足を運んでくださった。寂しい気もするがとても満足。これからも祈る場所として守りつつ、誰でも喜んで迎えるので、ずっと愛してください」と話した。

第1回から来ているという与那原町の古我地多枝子さんは「まだまだ誘いたい人もいた。また復活してほしい」と期待を込めた。

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