2018年1月19日
[情報]北中城小学校で講演「後藤氏伝統建築の面白さ説く」
伝統建築『これから』研究会の代表で建築家の後藤道雄氏は1月11日、北中城小学校で伝統建築について講演した。後藤氏はミニチュア版の木組みを用いてくぎを1本も使わない伝統木造建築の技法を説明=写真。同小3~6年生の児童約500人は興味深げに見入っていた。
中でも、一級建築大工技能士である小橋川誠氏のカンナ削りに児童たちはくぎ付けだった。わずか0.006ミリという極薄の削りくずを手に、「透けて向こうが見える」と驚きの声が上がったほか、削った後の木材の滑らかさに「木じゃないみたい」「ガラスみたいにツルツル!」と職人技に感動していた。