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2017年11月17日

[情報]ものづくりフェスタ2017 職人技「子どもたちが体験」

左官や造園、木工、塗装などさまざまなものづくりに携わる技能士がその技術を披露する「ものづくりフェスタ2017」が11月11日と12日、那覇市の波の上うみそらトンネルであった。各技能士会は、子ども向けのものづくり体験会や展示、即売会などを行い、家族連れでにぎわった。
県畳製作技能士会は小学5・6年生向けにミニ六角形畳製作を行った。児童は太い針と糸に四苦八苦しながら畳のヘリを縫いつけていた。
県左官技能士会は、コテを使った土壁作りの体験会を開いた。和室などに用いられる土壁で「最近はなかなか造る機会がないが、皆さんに知ってもらうことで需要が増えれば」と職人は話した。土壁作りを体験した小禄南小3年の湧田琉雅くんは「塗るのは大変だった。難しかった」と職人技のすごさを改めて実感したようだった。
日本造園組合連合会の県支部は第5回造園技能競技大会を開き、参加した5作品の中から、金・銀・銅・奨励賞を決めた。作品は12月1日(金)発行の本紙で紹介する。


大盛況だったミニ畳づくりのブース。大人も子どもも真剣な表情

土壁づくりに挑戦する小学生。コテ使いに四苦八苦していた

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