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2017年9月22日

[情報]県マンション管理組合連合会がセミナー「マンション管理の現状と課題学ぶ」

NPO法人沖縄県マンション管理組合連合会(沖管連)は9月16日、マンション管理セミナー「より安心でより良いマンションライフを構築するために!」を県立博物館・美術館で開いた。マンション管理組合の役員など、約30人が参加した。
沖管連の坂本和人理事長は国交省の統計を基に、マンションの居住や管理状況を説明。「60歳以上の世帯主が増加する一方、40歳以下が減少することで、管理組合役員のなり手不足や災害時の不安につながっている」と話した。
県土木建築部住宅課の徳村忠太主任は、住宅宿泊事業法成立に伴って8月に改正された、マンション標準管理規約(単棟型)を紹介。民泊を許可するか、禁止するかの規定例を示し、各マンションの管理規約に盛り込むことを呼び掛けた。
長期修繕計画や資金計画について話した、大和ライフネクスト(株)沖縄支店の園田敦支店長は、「国交省のガイドラインでは、一戸当たりの月額修繕積立金の目安は1万6160円だが、実際の平均は1万1800円。早めに計画を立て、均等に積み立てていくと安定運用できる」とアドバイスした。
三菱地所コミュニティ(株)の山口浩司部長は役員選任問題と解決方法について講演。役員のなり手不足を解決するため、「組合員」に限定されている資格条件を「1親等以内の家族」にしたり、理事会・総会の運営にインターネットやスマートフォンを活用することを提案した。



沖管連の坂本理事長


県住宅課の徳村主任


大和ライフネクストの園田支店長


三菱地所コミュニティの山口部長

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