【情報】2017年3月の住宅着工総数「県内1375戸 前年比29.5％増」

4月公表の住宅着工統計（政府統計ポータルサイト「e-Stat」）によると、2017年3月の県内着工総数は1375戸で、前年同月に比べて29.5％増加した＝グラフ1の折れ線グラフ。
利用関係別に見ると、貸家973戸（前年同月比47.6％増）と分譲住宅192戸（15％増）は増加＝グラフ1の棒グラフ。一方で、持ち家207戸（10.4％減）と給与住宅3戸（40％減）は減少した。
構造別では、鉄筋コンクリート造が1244戸で全体の90.5％を占め、最も多かった＝グラフ2。次いで、木造58戸（4.2％）、コンクリートブロック造57戸（4.1％）、鉄骨造14戸（1％）、鉄骨鉄筋コンクリート造1戸（0.1％）、その他1戸（0.1％）と続く。
資金別の着工数は、民間資金による住宅1249戸（前年同月比20.8％増）、公営住宅86戸（616.7％増）、住宅金融支援機構住宅38戸（137.5％増）、その他2戸（前年同月0戸）で軒並み増加した。
建て方別では、共同住宅1125戸（40.3％増）で増加した。一戸建て住宅216戸（1.8％減）と長屋建て住宅34戸（15％減）は減少した。
全国の着工総数は7万5887戸で、前年同月の7万5744戸から0.2％減少した。


グラフ1.住宅着工の推移（県内）


グラフ2.構造別着工数
 

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週刊タイムス住宅新聞「リビング通信」2017年5月5日掲載