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2026年1月9日

[情報]鎮魂と来園者包み込む休憩所|県設計競技 金賞は山口瞬太郎建築設計事務所

金賞に輝いた(株)山口瞬太郎建築設計事務所(前列左3人目から順に)小浜恵一さん、高橋茉依さん、稲岡寛之さんとほかの入選者ら
 
金賞作品「海と祈りのフォリー」の模型。左手前側の海に開くように、湾曲した休憩所を計画した

沖縄県主催の建築設計競技「ティーダフラッグス2025」の最終選考会が2025年12月24日、那覇市の県立博物館・美術館で行われた。設計課題は糸満市の平和祈念公園内の「休憩所」。応募総数27作品の中から、金賞に輝いたのは株式会社山口瞬太郎建築設計事務所(読谷村)の高橋茉依さん、小浜恵一さん、稲岡寛之さんが提案した「海と祈りのフォリー」。代表者の高橋さんは「金賞に輝いたことに驚きました。詳細な設計を詰めていきたい」と力を込めた。

金賞作品は海に向かって、壁がU字型に湾曲する休憩所。鉄筋コンクリート造で、表面を石の質感があらわになる洗い出し仕上げとすることで、「建て替え前の休憩所の面影を残しています」と稲岡さん。湾曲させた壁について、「公園内には戦争に関する多くの施設がある中で、休憩所はちょうど中間地点にある。鎮魂とともに、来園者を包み込むような休憩所を意識して、設計しました」とも話した。

他の入賞作品は以下の通り(敬称略)。銀賞=宮城壮(株式会社仲本工業一級建築士事務所)、銅賞=城間盛久、桃原茂樹(以上、株式会社国建)、國定義弘(studiojag1級建築士事務所)、学生賞=宮城英通(琉球大学大学院理工学研究科)。

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