2024年9月20日
[情報]第10回沖縄建築賞 受賞作品決まる|正賞に仲本氏・石川氏
住宅建築部門正賞を受賞した「亜熱帯のいえ」
設計した仲本昌司氏
=========================
一般建築部門正賞を受賞した「コンクリートを結う 琉球調理製菓専門学校」
設計した石川保氏
=========================
タイムス住宅新聞社賞には「自然との境界」が選ばれた。
設計した畠山武史氏
=========================
県内の優れた建築物や建築士を顕彰する第10回沖縄建築賞(主催・同実行委員会)の入賞作が13日、決まった。最高賞にあたる正賞の住宅建築部門はADeR(豊見城市)の仲本昌司氏(45)の「亜熱帯のいえ」、一般建築部門はかみもり設計(浦添市)の石川保氏(48)の「コンクリートを結う 琉球調理製菓専門学校」、新設されたリフォーム・リノベーション・コンバージョン部門は該当作なしだった。
正賞に次ぐタイムス住宅新聞社賞にはクレールアーキラボ(うるま市)の畠山武史氏(49)の「自然との境界」が選ばれた。
奨励賞は、松田まり子建築設計事務所(浦添市)の松田まり子氏(47)が設計した住宅「ミニマル×マキシマル」、クレールアーキラボの畠山氏が手掛けた「継承する家」、渡久山設計(浦添市)の平良和礼氏(42)の「緑庭のメディカルケア」、GAB(豊見城市)の濱元宏氏(61)らの「勝連のリゾートオフィス」、ADeRの仲本氏の「わんさか大浦パーク」、一級建築士事務所あまはじ(本部町)の藤野敬史氏(48)の「瀬底の家」の6点が受賞した。
各作品の詳細は27日発行のタイムス住宅新聞で紹介する。
今回は全20作品(住宅11、一般7、リノベ2)の応募があった。11日から13日に現地審査があり、同日に入賞作品9点を決定した。表彰式は10月19日に那覇市で開催する予定。