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2024年9月13日

[情報]2024年7月の県内新設住宅着工数|貸家も持ち家も増加

グラフ1. 住宅着工の推移(県内)


【2024年7月の沖縄県内新設住宅着工数のポイント】
貸家が591戸で前年同月比51.5%増。5カ月連続で増加している。

国土交通省は8月30日、7月分の新設住宅着工総数を発表した。県内の総戸数は955戸で前年同月比3.4%増だった=グラフ1

増加率が大きかったのは貸家(賃貸目的で建築)。591戸で51.5%増、5カ月連続で前年を上回った。さらに3カ月連続で500戸を超えていて、堅調に数を増やしている。

持ち家(建築主が自分で居住)は189戸で21.9%増だった。6カ月ぶりに増加に転じたものの、200戸割れが続いている。

一方で分譲は減少。161戸で51.1%減だった。内訳は、マンションが70戸で68.3%減、一戸建てが91戸で15.7%減だった。


グラフ2. 構造別着工数



構造別に見ると、鉄筋コンクリート造が最も多く、747戸で全体の78.2%を占めた。次いで木造が105戸で11.0%だった=グラフ2。一戸建てを主とする持ち家が減り、アパートなどの共同住宅を主とする貸家が増えた分、木造の割合が減っているとみられる。

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