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2024年8月9日

[情報]2024年6月の県内新設住宅着工数|貸家は好調 持ち家は減少続く

グラフ1. 住宅着工の推移(県内)



【2024年6月の沖縄県内新設住宅着工数のポイント】
持ち家は5カ月連続で減少。一方で貸家は2カ月連続で500戸を超え、好調。

国土交通省は7月31日、6月分の新設住宅着工総数を発表した。県内の総戸数は962戸で前年同月比20.7%減だった。

減少率が大きかったのは分譲(マンションや建売)。164戸で64.7%減だった。戸数としては少なくないが、2023年6月が465戸と記録的な戸数だっため減少となった。

持ち家(建築主が自分で居住)も196戸で15.2%減。5月連続で減少した。持ち家がここ1年で前年同月を上回ったのは2024年1月1回のみ。厳しい状況が続いている。



グラフ2. 構造別着工数



一方、貸家(賃貸目的で建築)は595戸で16.0%増。2カ月連続で500戸を上回った。アパート建築はコロナ禍で落ち込んでいたが、徐々に回復している。

構造別では、鉄筋コンクリート造が最も多く777戸で全体の80.8%を占めた。次いで木造が140戸で14.6%だった。

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