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2024年6月7日

[情報]ADeR仲本氏 国際デザイン賞で銀賞|三枚屋根で居住性高め



豊見城市の建築士事務所ADeR(仲本昌司代表)が手がけた住宅「The(ザ) three(スリー) roof(ルーフ) house(ハウス)」=写真=がイタリアの国際デザイン賞「エーダッシュデザインアワード2024」の建築・構造デザイン部門で銀賞に輝いた。同コンペは毎年開催され、約100カ国のデザイナーが参加している。

同住宅は高さの違う屋根を三つ重ね、生まれた隙間に高窓を設置。北側採光で日射熱の影響を抑えつつ、LDKの南側にあるテラスから抜ける風の通り道を確保した。また、テラスは軒が4メートル伸びているが、柱を設置しないよう構造面で配慮。空間がより広く感じられるよう演出した。

仲本さんは「イタリアから遠く離れた沖縄の住宅を評価されたこと、うれしく思います。近くの評価ばかりを気にするのではなくて、もっと広い視野と価値観で今後も活動を続けていきたい」と喜びを語った。

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