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2024年3月15日

[情報]JCD沖縄支部が出前授業|西原南小の児童 「夢の店」を製作

児童らが模型を製作し、「夢の店」のポイントや特徴の発表まで行った

インテリアコーディネーターや建築士などで構成される日本商環境デザイン協会(JCD)沖縄支部は2月28日、西原南小学校で、出前授業「ドリームショップ」を開催した。同校の6年生54人が12チームに分かれて、夢の店を事前にスケッチ。出前授業では光や材料などについてのレクチャーが行われ、壁紙や床材などを使い模型を製作した。

古謝利空(りく)さんのチームはメンバー全員がルイボスティーが好きなことから「ルイボッスバー」をつくった。床と壁を異なる材料で仕上げたり、照明の明かりを赤くしたりして、店の雰囲気を演出するなど工夫を凝らした。「こんなお店があったらいいなと、実際に手を動かし模型などを製作して、デザインすることに興味が湧いた」と満足そうに話した。

同支部は2010年から、次世代を担う子どもたちの商環境デザイン意識を高めることを目的に出前授業を開催している。山里健市支部長は「児童が考えた設計図や模型も細部まで作り込まれ、レベルの高いものだった。また、過去に出前授業を受けた児童がデザインの学校に進学したという話を聞き、うれしい。今後も継続して開催していく」と話した。

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