2024年1月12日
[情報]2023年11月の県内新設住宅着工総数|6カ月連続で前年同月を上回る
グラフ1.住宅着工の推移(沖縄県内)

【今期のポイント】
好調の貸家が着工数を引き上げ、前年同月を6カ月連続で上回った。
国土交通省は12月27日、2023年11月分の新設住宅着工数を発表した。県内の総戸数は782戸で前年同月比0.6%増だった。6カ月連続で前年を上回った。
着工数を引き上げたのは貸家(賃貸目的で建築)。400戸で23.8%増だった。貸家は7カ月連続で増となった。22年までは新型コロナウイルスの影響で低迷していたが、回復している。
一方で持ち家(建築主が自分で居住)は192戸で11.5%減だった。貸家とは逆に、22年の前半まで好調だったが、同年後半以降、低迷している。
分譲(マンションや建売)は190戸で18.5%減だった。内訳は、マンションが20戸で77.8%減、一戸建てが170戸で24.1%増だった。
構造別では、鉄筋コンクリート造が最も多く541戸で全体の69.2%を占めた。次いで木造が190戸で24.3%だった。