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2023年12月1日

[情報]IDAと(株)FMぎのわんが提携授業|学生がラジオ局のリノベ案発表


3人の審査員にリノベーション案のポイントを発表する学生ら

専修学校インターナショナルデザインアカデミー(IDA)のインテリア・建築デザイン科の学生11人は11月21日、宜野湾市の(株)FMぎのわんを訪れ、提携授業の一環として同ラジオ局のリノベーション案を発表した。審査員は同社の山内一郎代表取締役(48)ら3人が務めた。

提携授業について山内代表取締役は「来年にはラジオ局のリノベーションを予定している。それに伴い、建築やインテリアを学ぶ学生らが実務に近い経験ができる機会だと思い、協力させてもらった」と説明した。

学生らは5チームに分かれて、図面や模型、映像を使い、リノベーション案をプレゼンテーション。9月から準備し、ラジオ局の実測に加えて、山内代表やラジオパーソナリティーなどへのヒアリングも行った。

最優秀賞に輝いたのは石原愛華さん(20)とチェシーコーディさん(20)のチーム。チェシーさんは「空間の実測からリノベーション案を提案するのが初めての経験でした。最優秀賞に選ばれたのはうれしい。また、ほかのチームの提案もいい刺激になり、今後も頑張りたい」と喜びを語った。石原さんは「利用者がわくわくする空間を考え抜いて、計画できた。自分の考えをクライアントに伝える難しさも学べ、貴重な経験になりました」とコメントした。

山内代表取締役は「5チームそれぞれが魅力ある提案で、審査するのに非常に苦労しました。空間を説明するための模型や図面、映像は細部にまでこだわっていたうえに、自分たちの案を伝えるための言葉選びなどプレゼン力も高かった。将来の活躍が楽しみです」と学生らにエールを贈った。

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