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2023年10月13日

[情報]2023年8月の県内新設住宅着工数|貸家と分譲一戸建てが堅調

【今期のポイント】貸家は4カ月連続で前年同月を上回った。分譲も全体では前年を下回っているものの一戸建てだけで見ると6カ月連続で増加している。

グラフ1.住宅着工の推移(県内)
2023年8月の県内新設住宅着工数|グラフ1.住宅着工の推移(県内)

国土交通省は9月29日、2023年8月分の新設住宅着工数を発表した。県内の総戸数は847戸で前年同月比4.6%増だった。

増加したのは貸家(賃貸目的で建築)で、389戸で18.6%増だった。4カ月連続で前年同月より増加しており、堅調。給与住宅(社宅など)も40戸で同3900.0%増で着工数や前年比を引き上げた。

一方で、持ち家(建築主が自分で居住)は206戸で11.6%減。6カ月連続で減少している。分譲(マンションや建売)も212戸で14.5%減だった。ただし内訳はマンションが74戸で42.2%減だが、一戸建ては138戸で15.0%増加。過去6カ月ほどこの傾向が続いており、分譲一戸建てと持ち家の需要が反比例している。

グラフ2.構造別着工数
2023年8月の県内新設住宅着工数|グラフ2.構造別着工数

構造別では鉄筋コンクリート造が最も多く、609戸で全体の71.9%を占めた。次いで木造が170戸で20.1%だった。

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