2022年12月16日
[情報]沖縄建築確認検査センター|県内機関がBELS評価書を初交付

豊岡社長(写真中央)からBELS評価書を受け取る仲座代表(右)
沖縄建築確認検査センター㈱は12月9日、県内の認証機関として初めてBELS評価書を交付した。
BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)とは、第三者機関が建物の省エネ性能を評価し星の数で示す制度のこと。
交付されたのは、㈲仲座建設が手掛ける住居兼共同住宅。一次エネルギー消費量が基準値に比べて31%の削減率であると評価された。ZEH Orientedに該当する。
仲座建設の仲座哲男代表取締役は「特別なことはしていないが、計算してみると基準をクリアできそうだったのでチャレンジしてみた。お客さんの建物の評価につながり、資産価値も上がると思うので、今後も機会があればチャレンジしていきたい」と話した。
同センターの豊岡正広代表取締役社長は「2025年度からは住宅も含めた建物の省エネ適合が義務化される予定。補助金の対象にもなるので活用を検討してみてほしい」と呼び掛けた。
同センターは今年9月に県内で初めてのBELS認証機関として登録され、11月から評価業務をスタートした。