［地鎮祭］浦添市の名嘉村クリニックが移転新築｜レジリエンス強化型ZEB着工

地鎮祭｜浦添市の名嘉村クリニックが移転新築｜レジリエンス強化型ZEB着工

名嘉村クリニック（名嘉村博院長）は浦添市伊祖で9月19日、移転新築の起工式を行った。

同物件は4階建て約2600平方㍍に外来診療、訪問診療、在宅サービスを統合。コンセプトは「インテリジェントクリニック」で、利用者に質の高いサービスを提供する。

さらに「レジリエンス強化型　ゼロ・エネルギー・ビルディング(ZEB)」で、建物で消費する一次エネルギーを限りなくゼロにするだけでなく、災害時にも自立的にエネルギー供給が可能。高断熱材や高効率空調・照明・給湯器などを用いて省エネに取り組むほか、太陽光発電システムや蓄電池なども備える。完成は2023年9月を予定。施工は福地組、設計監理は久友設計、ADeR、山口瞬太郎建築設計事務所、ZEBのプランニングはイータスが行う。

同クリニックの名嘉村敬統括副院長は「社会が困っていることに目を向け、人々の力になりたい。そのためにも高機能の建物を賢く運用していくことも大切だ」と話した。

問い合わせは同クリニック（電話＝098・870・6602　担当／山口）。