［情　報］県宅地建物取引業協会が総会｜新会長に渡久地政彦氏

新会長に就任した渡久地氏（右）と、前会長の知念氏

県内約１５００社の不動産会社が入会する県宅地建物取引業協会（宅建業協会）は５月２３日、那覇市内のホテルで定時総会を開いた。役員改選で３期６年間務めた知念聡会長が退任し、㈱オクト管理の渡久地政彦氏（６４）が新会長に選ばれた。 渡久地新会長は「これまで歴代の会長、理事、会員により築かれた歴史を担うものとして重い責任がある。粉骨砕身して任を果たす」とあいさつした。さらに「今後宅建業協会を引っ張っていく存在として、アフターコロナを見据えたデジタルトランスフォーメーションを推し進めつつ、上部組織である全国宅地建物取引業協会連合会との連携を図っていく」と話した。総会では、前年度の活動の中で例年対面で行っていた法定研修会などをオンラインで実施し、これまでの倍の会員が参加したことを報告。今後も活用していき、不動産業界の取り組みの質を向上していく考えを示した。