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2022年5月6日

[情 報](株)クロトンが概要調査|夏型結露の湿害事例を募集


夏型結露による壁クロスのカビ=(株)クロトン提供

(株)クロトン(下地鉄郎代表取締役)は、「夏型結露」による湿害の事例を集めている。県内における湿害の状況を把握し、今後の対策に生かしていくのが狙い。

夏型結露とは、夏場にエアコンの過度な利用などで建物の内外に大きな温度差が生まれ、壁の内部や天井裏が結露する現象。県内では、結露によって天井材が腐食したり、壁クロスにカビが発生するといった湿害が出ている。

事例の報告に基づく概要調査では、日本建築学会の解説書に沿って、建物の利用状況や壁の造り、換気の経路などを現地で確認していく。個人名や建物の所在地などが外部に漏れないよう細心の注意を払う。

調査を担当する同社の下地洋平取締役は「夏型結露は、建物の使い方や立地条件、設計や施工などの要因が重なって起こるため、原因を突き止めるのが難しく、対処に時間が掛かる。事例を集めることで、湿害の予防につなげていければ」と話した。

概要調査の費用は、湿害事例が一定程度集まるまでは無償(事例が集まった段階で、予告なく終了)となっている。ただし遠方の場合、交通費・出張費は依頼者が負担する。

問い合わせは、(株)クロトン・下地洋平氏(電話=098・877・9610、Eメール:croton@croton.jp)まで。

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