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2022年4月15日

[情 報]造園連県支部と県職業能力開発協会|造園技能士ら 庭門の作り方学ぶ


丸のみで接合部分をつくる参加者ら


日本造園組合連合会(造園連)沖縄県支部と県職業能力開発協会は3月27日、庭の入り口などに立てる「庭門」を丸太で作製する講習会を開いた。

講師を務めた、同支部長の仲村弘喜さんは「需要とともに、技術を学ぶ機会が減っている。藤棚や竹垣などにも応用できるので、手順を覚えて提案の幅を広げてもらいたい」と期待を込めた。

講習会には造園技能士ら11人が参加。丸太の中心を示して基準となる線「芯墨」の出し方や、木を組むためのほぞ穴を丸のみで彫る方法などを学んだ。

参加した塩浜園芸の塩浜康起さんは「芯墨を出すのが難しかったけれど勉強になった」と話した。



庭門の骨組み。屋根に杉皮やかやなどを載せて完成させる