2022年3月11日
[情 報]2022年1月の県内新設住宅着工総数|貸家は減 持ち家は10カ月連続増
グラフ1.住宅着工の推移(県内)

【2022年1月の県内新設住宅着工数のポイント】
・県内の総戸数は633戸で、ここ1年で一番少なかった。
・下げ幅が大きいのは分譲と貸家。一方で持ち家は10カ月連続で前年を上回った。
・構造別では、木造が3カ月連続で全体の2割を占めた。
国土交通省は2月28日、2022年1月分の新設住宅着工数を発表した。県内の総戸数は633戸で、ここ1年で一番少なかった。コロナ禍以前は、1000戸を超えるのが当たり前だったが、コロナ禍では600戸台まで落ち込む月が増えた。
下げ幅が大きかったのは分譲(建売など)と貸家(賃貸目的で建築)。分譲は125戸、前年同月比39.6%減だった。貸家は298戸、前年比24.6%減だった。投資目的の建築の減少が影響している。
一方で、持ち家は210戸で前年比9.4%増だった。戸数は多くないものの、2021年4月から10カ月連続で前年を上回っていて、堅調に推移している。
第一生命経済研究所によると、持ち家に関しては「住環境の見直しニーズなどに支えられて底堅い需要が続くと見られる」としている。
グラフ2.構造別着工数

構造別では、鉄筋コンクリート(RC)造が一番多く、417戸で全体の65.9%を占めた。次いで木造が145戸で全体の22.9%だった。このところ木造の構成比が大きくなっていて、3カ月連続で2割を超えている。木造業者の県内進出や、建築費がRC造に比べて安価なことも影響していると見られる。

【2022年1月の県内新設住宅着工数のポイント】
・県内の総戸数は633戸で、ここ1年で一番少なかった。
・下げ幅が大きいのは分譲と貸家。一方で持ち家は10カ月連続で前年を上回った。
・構造別では、木造が3カ月連続で全体の2割を占めた。
国土交通省は2月28日、2022年1月分の新設住宅着工数を発表した。県内の総戸数は633戸で、ここ1年で一番少なかった。コロナ禍以前は、1000戸を超えるのが当たり前だったが、コロナ禍では600戸台まで落ち込む月が増えた。
下げ幅が大きかったのは分譲(建売など)と貸家(賃貸目的で建築)。分譲は125戸、前年同月比39.6%減だった。貸家は298戸、前年比24.6%減だった。投資目的の建築の減少が影響している。
一方で、持ち家は210戸で前年比9.4%増だった。戸数は多くないものの、2021年4月から10カ月連続で前年を上回っていて、堅調に推移している。
第一生命経済研究所によると、持ち家に関しては「住環境の見直しニーズなどに支えられて底堅い需要が続くと見られる」としている。
グラフ2.構造別着工数

構造別では、鉄筋コンクリート(RC)造が一番多く、417戸で全体の65.9%を占めた。次いで木造が145戸で全体の22.9%だった。このところ木造の構成比が大きくなっていて、3カ月連続で2割を超えている。木造業者の県内進出や、建築費がRC造に比べて安価なことも影響していると見られる。