2022年2月11日
[情 報]2021年12月の県内新設住宅着工総数|持ち家が貸家を上回る
【2021年12月の県内新設住宅着工数のポイント】
・持ち家が304戸、貸家が261戸で持ち家が貸家の戸数を上回った。2000年2月以来、約21年ぶり。
・貸家が300戸を割るのは2000年以降で初めて。


国土交通省は2022年1月31日、2021年12月分の新設住宅着工数を発表した。県内の総戸数は931戸で前年同月比15.8%増だった。
持ち家(自分で居住)は304戸で前年比60.8%増、貸家(賃貸目的で建築)は261戸で36.3%減だった。アパートなどの共同住宅が主の貸家の戸数を、一戸建てが主の持ち家が上回るのは2000年2月以来、約21年ぶり。コロナ禍で戸数が落ち込み続ける貸家と、昨年から回復基調の持ち家との差が顕著に表れた。
持ち家の戸数が300戸を超えるのは2019年8月(315戸)以来2年4カ月ぶり。コロナ禍以前の戸数と比べても多く、好調が続いている。ちなみに、2019年の持ち家の月平均戸数は約244戸、18年は約225戸。
一方で、貸家が300戸を下回るのは2000年以降で初めて。金融機関のアパートローンに対する慎重化も影響しているとみられる。
構造別では、鉄筋コンクリート造(RC造)が一番多く679戸で全体の72.9%を占めた。次いで木造が186戸で20%だった。木造が2割を超える月が増えている(2021年11月は22.4%、9月は21.5%)。建築資材の高騰が長期化しているが、比較的RC造より木造の方が安価なことも、木造が増えている一因と思われる。
・持ち家が304戸、貸家が261戸で持ち家が貸家の戸数を上回った。2000年2月以来、約21年ぶり。
・貸家が300戸を割るのは2000年以降で初めて。


国土交通省は2022年1月31日、2021年12月分の新設住宅着工数を発表した。県内の総戸数は931戸で前年同月比15.8%増だった。
持ち家(自分で居住)は304戸で前年比60.8%増、貸家(賃貸目的で建築)は261戸で36.3%減だった。アパートなどの共同住宅が主の貸家の戸数を、一戸建てが主の持ち家が上回るのは2000年2月以来、約21年ぶり。コロナ禍で戸数が落ち込み続ける貸家と、昨年から回復基調の持ち家との差が顕著に表れた。
持ち家の戸数が300戸を超えるのは2019年8月(315戸)以来2年4カ月ぶり。コロナ禍以前の戸数と比べても多く、好調が続いている。ちなみに、2019年の持ち家の月平均戸数は約244戸、18年は約225戸。
一方で、貸家が300戸を下回るのは2000年以降で初めて。金融機関のアパートローンに対する慎重化も影響しているとみられる。
構造別では、鉄筋コンクリート造(RC造)が一番多く679戸で全体の72.9%を占めた。次いで木造が186戸で20%だった。木造が2割を超える月が増えている(2021年11月は22.4%、9月は21.5%)。建築資材の高騰が長期化しているが、比較的RC造より木造の方が安価なことも、木造が増えている一因と思われる。